稀な詩人
稀な詩人
昔、犬を飼っていました。
血統書には、「Rare Poet(稀な詩人)」という立派な名前が付けられていました。
とても品があり、誰からも好かれた犬でした。
私個人の思い出話はさておき、本日は、最近気になっている山形の生んだ夭逝の“稀な詩人”、「日塔貞子」さんを紹介したいと思います。
日塔貞子さんは、河北町西里の旧家「カモン様(逸見家)」に生まれます。
「カモン様」は地元の名士で、曾祖父・魯斎は、本沢竹雲と共に江戸の安井息軒門下で儒学を学び、帰郷すると「西里小学校」を創り、子弟の教育に力を注いだ教育者としても知られています。
祖父・松雲は漢学者であり、「格知学舎」において、日塔貞子の母セツの父「國井門三郎(経崇)」と共に学び、親しい間柄で、お互いの子ども同士の縁組を決めました。それが日塔貞子の両親となります。
地元の名門同士の結婚。
しかし、日塔貞子の母セツは、貞子が生後1年迎える前に、「カモン様(逸見家)」を飛び出します。
さらに貞子が4才の時、「カモン様」は没落、祖父母とともに河北町西里を離れます。
上山に1年いた後、5年間、山形市の山形師範学校正面前の家で暮らすことになりました。
旧山形師範学校。現在、教育資料館となっている建物。当時と同じたたずまい。
う~ん。これ以上は「雪に燃える花―詩人日塔貞子の生涯―」を読んでください。
日塔貞子さんの人生は、映画化されてもおかしくないくらいにドラマチックです
心に響きます・・・。
本日、12月14日は、日塔貞子さんの誕生日になります。
もっと多くの人に知ってもらいたい人物です。
参考文献
雪に燃える花―詩人日塔貞子の生涯― 安達 徹著 桜桃花会(2007年)
本沢竹雲先生略伝 財団法人冨安財団



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